展示案内

展示の概要

 上郡町郷土資料館は、常設展示室と特別展示室があり、常設展示では考古資料と民俗資料を中心に展示を行っています。また、常設展示室前には上郡町の偉人・大鳥圭介の紹介パネルを設置し、廊下には上郡町の指定文化財を紹介するパネルを展示しています。
 特別展示室では、毎年春季・冬季企画展、秋季に特別展を開催しています。特別展示の内容は年度ごとにテーマを設定して開催しています。
 また、不定期にパネル展やミニ企画展を開催していますので、新着情報をお見逃しの無いように。

常設展示室

考古資料展示室

 町内で発掘された縄紋時代から戦国時代までの出土遺物を5つのテーマに分けて展示しています。「かみごおりのあけぼの」では縄紋時代から弥生時代、「前方後円墳の時代へ」では古墳時代、「赤穂郡の成立」では奈良時代から平安時代、「山陽道野磨駅家跡」では国指定史跡山陽道野磨駅家跡の出土遺物、「赤松円心の時代」では南北朝時代から戦国時代の出土遺物を展示しています。 特に、山陽道野磨駅家跡の初期駅家跡から出土した亀形硯は非常に珍しく、出土資料としては国内最大のものです。また、山野里宿遺跡から出土した風炉は、全形の分かる資料としては近畿圏最大級のものです。

民俗資料展示室

 江戸時代から高度経済成長期にかけての生活の移り変わりを4つのブースに区切って、当時の生活様式を復元展示しています。また、昔の米作りを中心に、養蚕業や鍛冶、薬屋、酒屋などかつて町内で営まれた産業と農機具会社の柴田工業製品を展示しています。

特別展示室

過去の特別展

過去の企画展等

歴史体験学習

 上郡町郷土資料館では、以下の歴史体験学習を開催しています。開催時期については、新着情報をお見逃しのないようにご覧ください。
  また、出張体験学習を希望される団体についてはご相談ください。

勾玉づくり(夏季)1人200円

石(滑石)を削って磨いてオリジナル勾玉をつくります。

ガラス玉ストラップづくり(夏季)1人300円

ガラス棒をバーナーで溶かして鉄芯に巻きつけてガラス玉をつくり、組ひもを編んでガラス玉ストラップをつくります

銅鏡づくり(夏季)1人800円

合金を熔かして鋳型に注ぎ込み、実物大の銅鏡をつくります。

ミニ門松づくり(冬季)1人300円

松や竹を組み合わせて、オリジナルミニ門松をつくります。

ガラス玉ブレスレットづくり(春季)1人400円

ガラス玉をたくさんつくってゴムひもに通し、ガラス玉ブレスレットをつくります。

歴史大学校

 上郡町郷土資料館歴史大学校は、上郡町出身の偉人・大鳥圭介が「工部大学校」を創設したことにちなみ命名しています。
 大鳥圭介は、工部大学校で明治期の近代産業を担う多くの若い力を育て、現代日本の礎を築きました。
 歴史大学校は、大鳥圭介の功績にちなみ、上郡町の歴史・文化遺産を後世に伝える「語り部」を育てることを目的としています。

過去の講座内容

考古学講座(上半期)

大鳥圭介講座(下半期)