西野山1号墳出土 倣製鳥頭四獣鏡 附 石枕
基礎データ
基本番号 | 0023 |
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番号 | 0023 |
名称 | 西野山1号墳出土 倣製鳥頭四獣鏡 附 石枕 |
指定 | 町指定 |
指定区分 | 有形文化財 |
種別 | 考古資料 |
指定年月日 | 2011/3/23 |
地区分類 | 高田 |
所在地 | 西野山 |
所有者 | 上郡町 |
管理者 | 上郡町 |
概要 | 昭和22(1947)年、西野山の山頂で、地元住民が庭石採取のために地面を掘り起こしたところ、偶然に箱式石棺の蓋を掘り上げ、西野山1号墳は発見されました。 箱式石棺は、東西方向に主軸を持ち、頭位は東向きであったとされています。石棺の内法は、長さ約169㎝、幅約42㎝であったとされています。 箱式石棺内からは、熟年男性と推定される人骨1体と倣製鳥頭四獣鏡1面、石枕1点が発見されました。 この倣製鳥頭四獣鏡は、直径8.9㎝。中国後漢代に製作されたものをモデルとして、国内で生産されたものと考えられ、図像のデフォルメが進み、鳥が首を持ち上げたような表現が見られます。また、形態的特徴から3世紀後半から4世紀前半に製作されたと考えられ、古墳時代前期末ごろに副葬されたと考えられます。 石枕は、播磨地方に例が見られず、但馬地方や丹後地方など日本海側との交流の中で、もたらされたものであると考えられます。 |
位置図
写真
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