高嶺神社獅子舞
基礎データ
基本番号 | 0020 |
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番号 | 0020 |
名称 | 高嶺神社獅子舞 |
指定 | 町指定 |
指定区分 | 民俗文化財 |
種別 | 無形民俗文化財 |
指定年月日 | 2002/10/31 |
地区分類 | 山野里 |
所在地 | 山野里 |
所有者 | 山野里獅子保存会 |
管理者 | 山野里獅子保存会 |
概要 | 上郡町内の獅子舞は、相生市矢野町や龍野方面からやってきた雌獅子を主とする伊勢大神楽系の獅子舞であるのに対し、高嶺神社の獅子舞は雄獅子で、異なる系統の獅子舞です。 高嶺神社獅子舞は、野獅子の荒々しい芸体を保ち、演劇的要素が少なく、悪魔祓いに徹しているという古い要素が見られます。具体的な年代は不明ですが、江戸時代前半期に伝承されたと考えられます。 芸態は、練り込みとして山野里地区内を回り、御旅所までの道中で首を左右に力強く振る清めの舞が行われます。御旅所や神社では、露払いで威勢の良い仕草を行う「どろどろ」という舞、本舞として、高舞・横獅子・いじし・前足喰・後足喰・ダニ喰・豆ひらい・高舞・神楽と連続して舞い、二の舞として、一本足・とび獅子の所作が加わり、より一層荒々しく舞っていきます。 獅子舞には、通常お多福や奴、猿などの道化役が伴い人々を楽しませる演劇的要素がありますが、高嶺神社獅子舞はこれらの要素が少ない、獅子舞本来の姿を保っています。 |
位置図
写真
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