栖雲寺跡
基礎データ
基本番号 | 0053 |
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番号 | 0053 |
名称 | 栖雲寺跡 |
指定 | 未指定 |
指定区分 | |
種別 | 史跡 |
指定年月日 | |
地区分類 | 赤松 |
所在地 | 赤松 |
所有者 | |
管理者 | |
概要 | 栖雲寺は、赤松円心の次男・赤松貞範によって建立された寺院として知られています。 1918(大正7)年、岡山県勝田郡豊国村(現・美作市)大字中尾字水上の果樹園で「播州栖雲寺」「永和戊午(1378 年)」の銘文がある梵鐘が発見されました。その後、東京国立博物館に所蔵され、栖雲寺の名は知られていたものの、詳細な内容については不明であり、また寺院跡も植林や雑草の繁茂によって位置すらわからなくなっていました。 近年、白旗山西麓の近畿自然歩道脇に大量の瓦の散布と建物痕跡が認められることが判明しました。瓦は苔生した状態で、建物痕跡を覆うように全面にわたって散布が認められました。 発掘調査の結果、一辺約6.9mの基壇が検出され、出土遺物に相輪の破片を含むことから、塔跡であることが判明しました。また調査地北側にも一辺約11mの基壇痕跡が確認され、廟跡であると推察されます。 |
位置図
写真
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