西方寺石造宝塔
基礎データ
基本番号 | 0005 |
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番号 | 0005 |
名称 | 西方寺石造宝塔 |
指定 | 県指定 |
指定区分 | 有形文化財 |
種別 | 建造物 |
指定年月日 | 1983/3/28 |
地区分類 | 船坂 |
所在地 | 船坂 |
所有者 | 個人 |
管理者 | 個人 |
概要 | 西方寺の石造宝塔は、安室川が大きく南へ曲がる地点の北岸、西方寺集落の西の山中に位置しています。 宝塔の高さは現高約1.7mで、宝塔先端の相輪の上部を欠失していますが、それ以外の部分は完備しています。 石材は花崗岩製で、基礎部分は四面に輪郭付の格狭間を表現し、塔身は胴張りの円筒形に勾欄と首部を一石で造り出しています。塔身の上には笠が乗り、屋根部は降り棟を表現し、軒下には垂木型を表現しています。屋根の頂部には露盤が乗り、相輪へと繋がります。 銘文には「永仁六年」(1298年)とあり、鎌倉時代後期の石造宝塔として、地元では「モリナガさん」と呼ばれ親しまれています。 |
位置図
写真
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